子どもと料理をしよう。牛乳からカッテージチーズを作る。
料理は科学でもあるので、状態変化を見せつつ子どもに料理の楽しさを感じてもらいやすいと思っています。面白い、という感情を入口に、料理を普通にする男性になってもらえたら本望。
↑この本をきっかけに、あれこれ作りたい熱が上がっている息子たち。
今回は牛乳からカッテージチーズを作ります。
牛乳と米酢や穀物酢で作れるのだけど、お酢は黒酢しか使わないので常備しておらず、レモン果汁で。しかも静岡の松永農園の農薬不使用という贅沢バージョン。
牛乳にレモン果汁を入れて弱火でふつふつとなるぐらいに加熱。分離してきたら火を止めてペーパータオルを敷いたざるに入れて(もちろん下には受け用の器をおいてね)冷蔵庫へ。
おぉ、ホエーもしっかり出ています。ホエーはビタミン・ミネラルが残っているらしいのでパンケーキを焼くときに使いました。
出てきたホエーを見て長男は異常にびっくりしていました。
「あんなに牛乳使ったのに、チーズこれしかできないの?しかもホエーってこんなに出るんだね」
と。そう、チーズはたくさんの牛乳を使っても、水分を抜いたり減らしたりして作るからこんなにも小さくなるんだよね。だからチーズって高いわけよ、って。言葉で説明しても伝わりにくいから、こうして目で確かめてみるといいのかも。物の値段には意味があるんですよね。
スライスしたトマトにのせて、藻塩と黒こしょうをふっていただきました。
今回は塩を入れずに作ったので、何も味付けしないと本当にプレーンなチーズに。塩分量を気にしている人にはいいかもしれません。
楽しくておいしい。
料理の実験は最終的においしいものが(とも限らないけどw)出来上がるから満足度が高いのです。